レビューの用語 メモ
↓レビューの用語 まとめ
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■レビュー技法
非形式的レビュー
形式的な(文書化した)処理手続きに基づかない レビューの種類の1つ。
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ウォークスルー (walk-through)
どんなレビューなのか?という具体例:
例えば、、
レビュー依頼者が レビュアー に声をかけて集めて、レビューの参加者全員で、会議室とかに集まって開催する ようなレビュー
(進行方法:)レビュー依頼者がドキュメントの内容を読み上げて、レビュアーは懸念事項について質問やコメントを行う
あるいは、
レビュー依頼者とレビュアーが、
1対1で、どちらかの自席とか、レビュー記録のコメント上とかで行われるようなレビュー
レビューの目的は、、
成果物について問題がないかチェックする目的、
または, 成果物の 内容について認識合わせをする目的 など
(→ たぶん、一般的に行われる「レビュー」はほとんどが ウォークスルーだといえる )
ウォークスルーの目的:
それだけではなく以下のような目的でも開催されます。
など
..(ちなみに、)英語としてのwalk throughの意味は?
walk through の意味・対訳
→ (カメラなしの)けいこ、リハーサル
「walk through」は英語の表現で、直訳すると「歩いて通る」となるが、具体的な意味は状況や文脈により異なる。
一つの意味としては、何かを詳しく説明したり、手順を順を追って説明することを指す。
・I will walk_through the report with you.:レポートを一緒に詳しく見ていきましょう。 > ---
インスペクション (inspection)
inspect:(…を)詳しく調べる、検査する
(観点ごとに)技術的に高い知見を持ったレビュアーと、他のレビュアーを区別し、チェック内容を割り振りすることが重要です。
インスペクションでは、参加者の役割が明確に定められているのが特徴です。
基本的に参加メンバーは兼任を行わず、以下の役割に分かれます。
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レビューイ(reviewee)
レビューの対象となる成果物の作成者です。
(インスペクションにおいて)レビューイは運営側の役割にはつけません。
レビュアー (reviewer)
レビュー(review = 査読)をする人。
レビュアーのことを インスペクター (inspector)と呼ぶこともあります(特に インスペクション において。)
レビューで懸念事項を指摘するレビュー参加者のこと。開発の関係者だけでなく、ユーザーや、開発と直接関係しない第三者が加わり、客観的な視点を提供することが望ましいとされます。
プレゼンター
コードについての説明を担当する運営側のメンバーです。
ファシリテーター (facilitator)
facilitate:(...を)促進する、(...何かを)よりよく行えるようにする、
一般的に「モデレーター」とも呼ばれる。
インスペクションレビューのマネジメントを担当する運営側のメンバーです。
参加メンバーの選定・計画書やチェックリストの作成・日程調整などはファシリテーター(モデレーター)の役割です。
レビュー活動を行うにあたって、いずれもファシリテーターが中心になり計画的に行うことが大切です。
(また、レビューでのファシリテーターの役割の目的として大切なことは、「成果物の懸念点を[摘出]する」ことだけでなく、「限られた時間で本質的な議論を手際よく進める」ことも同時に必要となります。 例えば、必要と思えば「レビュー中の表現や文体チェックなどの指摘は対象外とする」、「挙がった指摘のうち「あまり重要でない」と言える事であれば、成果物は修正せず指摘のみにとどめる」などの判断をする など。)
レコーダー(記録係)
レビューで指摘された内容を記録する人。他のメンバーが議論に集中できることを目的とします。
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テクニカルレビュー
形式的なレビューの一種。技術的に認められたチームによって作業成果物が意図した使い方と適合していることを検証し、仕様や標準からの逸脱を識別する。